プレイしたゲームを中心に、CD・漫画・児童文学の感想、その他日常について書いています。
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いよいよ大トリ、双子の片割れ・ガヴィの攻略です。
最後を飾るにふさわしい、素敵な物語でした。
いちばん大団円。しっくりくる。
ルームメイト達が仲良しなのが何より嬉しい。
ジャックもアベルも死なないし、ロバートとジョシュアも退学にならないし。
みんなで力を合わせてわいわいやってるのが大好きなので、すごく楽しかった。
ジャックの自殺を阻止する一連の救出劇、テンション上がりっぱでした!
マイケルがジャックの不在に気づき、騒ぎに目を覚ました同室者全員で手分けして夜の学校を探しまわる。
この出だしからしてもうドキハラワクです…!
消灯後の出歩きも廊下を走るのも校則違反、でもそんなこと言ってる場合じゃねぇと誰もが思ってるのがいい。
このときのマイケルの指示の出し方がすごい的確。さすがは元監督生です。
聖具室の物音や、廊下側のドアの存在に気づいたのはガヴィ。
マイケルより先に行ってノブを回すけど開かない、でも追いついたマイケルが一緒に回すとあっさり開く。
ここは最初、ガヴィが焦ってるせいでなかなか開かなかったんだと思ってたんですが、真相は違ったんですよね…(´;ω;`)ウッ
中で今まさに首を括らんとしているジャックを、苦戦しながらも必死に引きずり下ろします。
それでもまだ暴れるジャックを何とか押さえこんで寮へ。
ベッドに押し込んでも一向に落ち着く様子のないジャックに、神父様を呼ぼうとセシルが駆け出した途端、抜き打ちの見回りが!
なんてバッドタイミングだよこのクソ忙しいときに!
って思ってたらガヴィとマイケルも同じようなこと言っててちょっとスッキリした(笑)
鎮静剤でようやく大人しく眠ったジャックのベッドを囲んで、「もう目が冴えて眠れないよね」って小声で苦笑しあってるメンバーに和みました。ああ、もう一安心なんだなと。
この事件がきっかけで、同室者たちの絆がぐっと強まります。
悪魔崇拝の秘密結社に対抗すべく、自分たちも結束しようと。
フットボールの試合前のように、みんなで手をかざし合うシーンは青春!って感じで胸熱でした。
スチルにちゃんと7人分、つまりガヴィの手もあったことを後々考えると、ほんと涙でそうになります…
真相はというと、ガヴィはマイケルが幼い頃につくった『空想上の弟』でした。
家族を殺されたショックからそれを忘れてしまって、実在するかのように思い込んでいたと。
勿論 姿はマイケルにしか見えないし、声も聴こえない。
ドアが開かなかったのはそもそも実体がないんだから当然だったんですね。
そしてマイケルが階段から落ちたとき、他のルートだと攻略中のキャラが状況を説明してくれるんですが、ガヴィだけは何を聞いても「わからない」と言います。
ミミズを見張っていろと言ってマイケルが席を外したときも、戻ってくるとミミズはいない。
マイケル=ガヴィだから、マイケルが意識を失っていたりその場にいなかったときのことは、当然ガヴィも知りようがないわけで。
そのことをマイケルが思い出した途端、ガヴィは現れなくなってしまいます…
もう、このあたりはプレイしていて辛かったな~。。。
ガヴィの明るさは、マイケルだけじゃなく私にとっても支えになってくれていたので。
あの子がほんとは実在しないものだったなんて(ノд`)
マイケルと一緒に打ちのめされましたよ… orz
知らず知らずマイケルは、ガヴィに友人たちのいいところを重ねてたっていうのにも泣けました。
無邪気な笑顔はベンジャミン、優しいところはセシル。
ガヴィと○○って似てるな、とマイケルが思う描写もたしかに数回あったんです。
まさかこんな伏線だったとは。
「僕はずっときみと一緒にいるよ」
ガヴィは常々そう言っていたし、最終的にはマイケルの中へ『還る』ことになるのですが。
理解はしてもやりきれない…
自分の中にいるんだからずっと一緒なことには違いないですが、姿を見て言葉を交わせる「ずっと一緒」とはやっぱり別物です。
でもマイケルはきっと無意識に、友人たちの中にガヴィの面影を感じたりするんだろうな。
ときどきふっとガヴィみたいだなんて思い出しては、ちょっと嬉しくなったり切なくなったり。
すべての真相がわかった最後の最後、まだ伏せられていた事実が判明。
マイケルは本当に双子でした。
片割れは小さいときに養子に出されていたそうな。
名前は偶然にもガヴィと同じ『ガブリエル』。
いざ十数年ぶりのご対面…でも、この子はやっぱりあのガヴィではないんですよね(ノд`)
顔は同じだけど、性格がまるで違う。
子供っぽくて悪戯好きなガヴィじゃなくて、落ち着いてしっかり者のガブリエル。でもこっちが本物の弟。
マイケルが「はじめまして」って挨拶しようとするんだけど、涙につまって言葉が続かない。
しかもこのとき片目だけで泣いているんですよ…!!
マイケルが泣いてるのか、マイケルの中のガヴィが泣いてるのか。そもそも何の涙なのか。
肉親が生きていたことや再会がうれしいのは勿論だと思うんですけど、それ以上にやっぱり悲しかったんじゃないのかな~。
目の前にいるのはちゃんと実体をもった本物のガブリエルだけど、一番つらかった時期に支えになってくれたあのガヴィじゃないわけですから。
もうあの子はいないんだと実感させられちゃった気分です。
会えてうれしいけどでも悲しい、マイケル自身もよくわからない心境だったのかもしれないですね。
「僕たちきっといい兄弟になれるよ」
顔を覆ってしまったマイケルに優しく声をかけるガブリエル。
この弟はまじイケメンです。マイケルともガヴィとも顔かたちは一緒なんですけど、着こなしたネルシャツからそこはかとなく漂う好青年オーラ。
のちにFDで判明しますが、頭脳明晰スポーツ万能家事も料理もできちゃうエスコートも完璧なスーパーボーイ。
あまりにつけ入る隙がなさすぎて、つき合った女性から「私なんて必要ないでしょ」と振られてばかりの残念イケメン。
あのガヴィとは似ても似つかないです(笑)
マイケルはガヴィのことを話すのかな?と思いましたが、FDの時点ではまだ話していませんでした。
もっと時が過ぎたら話すのか、それともずっと心に閉まっておくのか。
でも話したとしても、完全には理解してもらえなさそう。
空想の域を超えて実際に「いるもの」として過ごした感覚は、第三者に口で説明するのも難しいと思います。
だからきっと喪失の悲しみも、正確には伝わらない気がする。
それなら言わないほうがいいんじゃないかな~と思いつつも、この兄弟には時間をかけても距離を縮めていってほしいと願います。
また何らかの形で後日談が見たい。できればゲームがいいけど、FD第二弾はさすがに無理か(´・ω・`)
小説集とかいいな。なつみ開さんの挿絵つきで。
怖くて萌えて泣けて、素晴らしいゲームでした神学校
出逢えて本当によかった。
ピルスラは変態ゲーだけじゃないんだぜ!っていうのをしかと見届けさせて頂きました。
草香祭さんのシナリオも大好きだ。次回作も期待してます。
最後を飾るにふさわしい、素敵な物語でした。
いちばん大団円。しっくりくる。
ルームメイト達が仲良しなのが何より嬉しい。
ジャックもアベルも死なないし、ロバートとジョシュアも退学にならないし。
みんなで力を合わせてわいわいやってるのが大好きなので、すごく楽しかった。
ジャックの自殺を阻止する一連の救出劇、テンション上がりっぱでした!
マイケルがジャックの不在に気づき、騒ぎに目を覚ました同室者全員で手分けして夜の学校を探しまわる。
この出だしからしてもうドキハラワクです…!
消灯後の出歩きも廊下を走るのも校則違反、でもそんなこと言ってる場合じゃねぇと誰もが思ってるのがいい。
このときのマイケルの指示の出し方がすごい的確。さすがは元監督生です。
聖具室の物音や、廊下側のドアの存在に気づいたのはガヴィ。
マイケルより先に行ってノブを回すけど開かない、でも追いついたマイケルが一緒に回すとあっさり開く。
ここは最初、ガヴィが焦ってるせいでなかなか開かなかったんだと思ってたんですが、真相は違ったんですよね…(´;ω;`)ウッ
中で今まさに首を括らんとしているジャックを、苦戦しながらも必死に引きずり下ろします。
それでもまだ暴れるジャックを何とか押さえこんで寮へ。
ベッドに押し込んでも一向に落ち着く様子のないジャックに、神父様を呼ぼうとセシルが駆け出した途端、抜き打ちの見回りが!
なんてバッドタイミングだよこのクソ忙しいときに!
って思ってたらガヴィとマイケルも同じようなこと言っててちょっとスッキリした(笑)
鎮静剤でようやく大人しく眠ったジャックのベッドを囲んで、「もう目が冴えて眠れないよね」って小声で苦笑しあってるメンバーに和みました。ああ、もう一安心なんだなと。
この事件がきっかけで、同室者たちの絆がぐっと強まります。
悪魔崇拝の秘密結社に対抗すべく、自分たちも結束しようと。
フットボールの試合前のように、みんなで手をかざし合うシーンは青春!って感じで胸熱でした。
スチルにちゃんと7人分、つまりガヴィの手もあったことを後々考えると、ほんと涙でそうになります…
真相はというと、ガヴィはマイケルが幼い頃につくった『空想上の弟』でした。
家族を殺されたショックからそれを忘れてしまって、実在するかのように思い込んでいたと。
勿論 姿はマイケルにしか見えないし、声も聴こえない。
ドアが開かなかったのはそもそも実体がないんだから当然だったんですね。
そしてマイケルが階段から落ちたとき、他のルートだと攻略中のキャラが状況を説明してくれるんですが、ガヴィだけは何を聞いても「わからない」と言います。
ミミズを見張っていろと言ってマイケルが席を外したときも、戻ってくるとミミズはいない。
マイケル=ガヴィだから、マイケルが意識を失っていたりその場にいなかったときのことは、当然ガヴィも知りようがないわけで。
そのことをマイケルが思い出した途端、ガヴィは現れなくなってしまいます…
もう、このあたりはプレイしていて辛かったな~。。。
ガヴィの明るさは、マイケルだけじゃなく私にとっても支えになってくれていたので。
あの子がほんとは実在しないものだったなんて(ノд`)
マイケルと一緒に打ちのめされましたよ… orz
知らず知らずマイケルは、ガヴィに友人たちのいいところを重ねてたっていうのにも泣けました。
無邪気な笑顔はベンジャミン、優しいところはセシル。
ガヴィと○○って似てるな、とマイケルが思う描写もたしかに数回あったんです。
まさかこんな伏線だったとは。
「僕はずっときみと一緒にいるよ」
ガヴィは常々そう言っていたし、最終的にはマイケルの中へ『還る』ことになるのですが。
理解はしてもやりきれない…
自分の中にいるんだからずっと一緒なことには違いないですが、姿を見て言葉を交わせる「ずっと一緒」とはやっぱり別物です。
でもマイケルはきっと無意識に、友人たちの中にガヴィの面影を感じたりするんだろうな。
ときどきふっとガヴィみたいだなんて思い出しては、ちょっと嬉しくなったり切なくなったり。
すべての真相がわかった最後の最後、まだ伏せられていた事実が判明。
マイケルは本当に双子でした。
片割れは小さいときに養子に出されていたそうな。
名前は偶然にもガヴィと同じ『ガブリエル』。
いざ十数年ぶりのご対面…でも、この子はやっぱりあのガヴィではないんですよね(ノд`)
顔は同じだけど、性格がまるで違う。
子供っぽくて悪戯好きなガヴィじゃなくて、落ち着いてしっかり者のガブリエル。でもこっちが本物の弟。
マイケルが「はじめまして」って挨拶しようとするんだけど、涙につまって言葉が続かない。
しかもこのとき片目だけで泣いているんですよ…!!
マイケルが泣いてるのか、マイケルの中のガヴィが泣いてるのか。そもそも何の涙なのか。
肉親が生きていたことや再会がうれしいのは勿論だと思うんですけど、それ以上にやっぱり悲しかったんじゃないのかな~。
目の前にいるのはちゃんと実体をもった本物のガブリエルだけど、一番つらかった時期に支えになってくれたあのガヴィじゃないわけですから。
もうあの子はいないんだと実感させられちゃった気分です。
会えてうれしいけどでも悲しい、マイケル自身もよくわからない心境だったのかもしれないですね。
「僕たちきっといい兄弟になれるよ」
顔を覆ってしまったマイケルに優しく声をかけるガブリエル。
この弟はまじイケメンです。マイケルともガヴィとも顔かたちは一緒なんですけど、着こなしたネルシャツからそこはかとなく漂う好青年オーラ。
のちにFDで判明しますが、頭脳明晰スポーツ万能家事も料理もできちゃうエスコートも完璧なスーパーボーイ。
あまりにつけ入る隙がなさすぎて、つき合った女性から「私なんて必要ないでしょ」と振られてばかりの残念イケメン。
あのガヴィとは似ても似つかないです(笑)
マイケルはガヴィのことを話すのかな?と思いましたが、FDの時点ではまだ話していませんでした。
もっと時が過ぎたら話すのか、それともずっと心に閉まっておくのか。
でも話したとしても、完全には理解してもらえなさそう。
空想の域を超えて実際に「いるもの」として過ごした感覚は、第三者に口で説明するのも難しいと思います。
だからきっと喪失の悲しみも、正確には伝わらない気がする。
それなら言わないほうがいいんじゃないかな~と思いつつも、この兄弟には時間をかけても距離を縮めていってほしいと願います。
また何らかの形で後日談が見たい。できればゲームがいいけど、FD第二弾はさすがに無理か(´・ω・`)
小説集とかいいな。なつみ開さんの挿絵つきで。
怖くて萌えて泣けて、素晴らしいゲームでした神学校

ピルスラは変態ゲーだけじゃないんだぜ!っていうのをしかと見届けさせて頂きました。
草香祭さんのシナリオも大好きだ。次回作も期待してます。
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